【レビュー】初心者におすすめカリンバ 初心者向けのAmazonの3商品を価格、特徴、音色、弾きやすさで比較
初心者でも購入しやすい安い価格の初心者向けカリンバを、Amazonで3台を購入してみました。
購入したのは「GECKO」「SGTD」「WEEGU」のカリンバです。
価格、特徴、音色、弾きやすさなどを比較したので紹介します。
これからカリンバを始めようと思っていたら参考にしてみてくださいね。
Amazonで購入できるカリンバの特徴とおすすめポイント
現在Amazonで販売されているカリンバの特徴をまとめてみました。
価格は2,000円〜4,000円程のものが多いので、予算に合わせて3,000円前後のものを選びましょう。
キーの数は「17キー」or「21キー」があり、初心者には「17キー」がおすすめです。
ボディは「木製の箱型タイプ」と「アクリルの板タイプ」がメジャーです。
「木製の箱型タイプ」は中が空洞なので、音が響きやすくあたたかい音色が特徴です。
「アクリルの板タイプ」はオルゴールっぽい雰囲気の音色です。
本体とは別に「ケース」「チューニング用ハンマー」「音名シール」「クリーニングクロス」「ミニ教本」などが付属しています。
※「爪保護用サック」「装飾音用チェーン」が付属している商品もあります。
おすすめの初心者向けカリンバ Amazon 3商品比較
今回購入したカリンバは「木製の箱型、17キー」タイプの3台です。
①GECKO カリンバ 17 keys Kalimba
商品詳細:GECKO カリンバ 17 keys Kalimba
価格:3,400円くらい 現在の価格はこちら
ボディタイプ:木製(マホガニー)の箱型タイプ
キー数:17キー ※音名刻印なし
重さ:約280g
【音色、特徴】
キーは厚めで、音色はまるく落ち着いた印象で、音量は大きめです。
GECKOはカリンバ以外にも、カホン、ウクレレなども製造している楽器メーカーなので、アコースティック楽器が得意な印象です。
Amazonレビューは700件以上で高評価も多めなので、定番のカリンバがほしい方におすすめです。
②SGTD Kalimba EQカリンバ 17 keys相思木(コク)
商品詳細:SGTD Kalimba EQカリンバ 17 keys相思木(コク)
価格:3,200円くらい 現在の価格はこちら
ボディタイプ:木製(コク)の箱型タイプ、ピックアップ付き
キー数:17キー ※音名刻印あり
重さ:約444g
【音色、特徴】
キーは薄めで、軽やかで明るめの印象です。オルゴールの音色っぽい感じです。
相思木(コク)はかなり硬い材質の為、引き締まった芯のある音色の印象です。
装飾音用チェーンが付属しているので、音色をアレンジできます。
ピックアップ内蔵なので、録音、スピーカーに接続したい方におすすめです。
ボディの材質が相思木(コク)なのと、出力ジャックが内蔵されているため、約444g(500mlペットボトル1本分弱)で、長時間の演奏の場合は少し手に負担がかかるかもしれません。
③WEEGU カリンバ 楽器 kalimba
価格:2,500円くらい 現在の価格はこちら
ボディタイプ:木製(マホガニー)の箱型タイプ
キー数:17キー ※音名刻印あり
重さ:約285g
日本語説明書付き
【音色、特徴】
キーは薄めで、軽やかで明るめの印象です。オルゴールの音色っぽい感じです。
作りもしっかりしていて、価格も2,000円台とお手頃で、コスパが良い1台です。
日本語説明書が付属していて初心者にもおすすめです。
比較一覧表
①GECKO カリンバ 17 keys Kalimba | ②SGTD Kalimba EQカリンバ 17 keys相思木(コク) | ③WEEGU カリンバ 楽器 kalimba | |
価格 | 3,400円くらい 現在の価格はこちら | 3,200円くらい 現在の価格はこちら | 2,500円くらい 現在の価格はこちら |
ボディタイプ | 木製(マホガニー) 箱型タイプ | 木製(コク) 箱型タイプ ピックアップ付き | 木製(マホガニー) 箱型タイプ |
キー数 | 17キー ※音名刻印なし | 17キー ※音名刻印あり | 17キー ※音名刻印あり |
重さ | 約280g | 約444g | 約285g |
ひとことポイント | 定番で高評価 | 録音、スピーカー接続OK | コスパ良し |
目的別おすすめの初心者向けカリンバ
定番のカリンバではじめたい!
→ ①GECKO カリンバ 17 keys Kalimba がおすすめです。
録音、スピーカーに接続して演奏したい!
→ ②SGTD Kalimba EQカリンバ 17 keys相思木(コク) がおすすめです。
お手頃価格のカリンバではじめたい!
→ ③WEEGU カリンバ 楽器 kalimba がおすすめです。
購入後、カリンバが届いたらチェックするポイント
カリンバが届いたらチェックするポイントを紹介します。
キーの刻印を確認し、すべてのキー弾いてみましょう
キーに音名刻印がある場合、アルファベットで刻印されています。
※刻印がない場合は、付属のシールを貼りましょう。
アルファベットの音階は、あまりなじみがないと思います。
みなさんにおなじみの「ド、レ、ミ〜」におきかえた表です。
刻印 | C | D | E | F | G | A | B | C |
ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ | ド |
キーの刻印が間違っていないか確認しましょう。
17キーの場合、左から「D,B,G,E,C,A,F,D,C,E,G,B,D,F,A,C,E」の順番でならんでいます。
まれに刻印が間違った商品があるようなので、刻印が間違っていたら購入元へ連絡してみましょう。
すべてのキー弾いてみましょう。
音がつまって響かないキーがないかチェックしましょう。
中央の1番長いキーが「C(ド)」になっているので、親指で弾いてみましょう。
次は「C」のすぐ左側の「D(レ)」、
その次は「C」のすぐ右側の「E(ミ)」、
「ド、レ、ミ」と弾けましたか?
それ以降も同様に、左手親指、右手親指で交互に外側にむかってキーを弾いてみましょう。
長いキーは長く響きやすく、短いキーは響く長さは短くなっています。
一般的にカリンバは、個体差もありますが、両端のキーは響きにくい事が多いです。
弾き方で響き方が変わるので、響きやすい弾き方を探しましょう。
キーのチューニング(音程)について
初心者向けのカリンバのほとんどは、Key=Cでチューニングされています。
※Key=Cは「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」(ピアノの白鍵)の音の並びです。
キーのチューニングをチェックしてみましょう。
商品は出荷時にチューニングされているはずなのですが、輸送中の振動によりキーのチューニングがずれている事があります。
付属のマニュアルには無料のスマホアプリでチューニングする方法が紹介されている事が多いのですが、より正確にチューニングを行う為、KORGのクリップチューナー を使ってチューニングしています。
KORGのクリップチューナー(PitchCrow-G AW-4G) は、ギタリスト、ベーシストも愛用する定番のチューナーなのでおすすめです。
使い方は、キーの弾かない上の部分にクリップチューナーを取付け、チューニングをチェックするだけです。
クリップチューナーが直接音と振動をキャッチして、正確なチューニングが可能です。
チューニング時のコツは、チューニングしないキーは手や指で押さえて、共鳴しないようにミュートしましょう。
チューニングしてみましょう。
チューナーで目的の音階より「高い」と表示された場合は、付属のチューニングハンマーで、キーの弾かない上の部分から手前に少しずつ叩き、チューナーでチェックしながら、目的の音階になるように調整しましょう。
「低い」と表示された場合は、キーの弾く下の部分から奥に少しずつ叩き、チューナーでチェックしながら、目的の音階になるように調整しましょう。
チューニングが終わったら・・・
チューニングが終わったら、自由にキーを弾いてみましょう!
適当に弾いていても楽しいですが、せっかくなので知っている簡単な曲からチャレンジしてみましょう。
カリンバブームのおかげでカリンバ用の楽譜 も増えてきているので、耳コピが難しい場合は楽譜を使うのも良いと思います。
気になるカリンバ
現在、いろいろなメーカーからカリンバが発売されているのですが、今回比較したカリンバ以外にも気になっているカリンバ・メーカーがあるので紹介します。
カリンバ選びに迷っている方は参考にしてみてくださいね。
猫のサウンドホールが特徴的な木製カリンバです。
17キーと21キーラインナップがあります。
21キーにチャレンジする時は、スミヤカを試してみようかと思っています。
大手楽器店の店頭でも取り扱いがあるメーカーです。
Twitterでもちょこちょこ見かける事があるので、気になっています。
ソリッド(板)タイプを探していて、気になったメーカーです。
高音のキーの響きが良いとレビューを見かけ、気になっています。
商品名が特徴的です。